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関西IMネットワーク

在職中の最後の方は新規事業関連で動いていた。なかでもベンチャー制度の運用を担当するようになってから、我流では申し訳なく研修を受講した。その流れの中で地域のIM(アイエム、インキュベーションマネージャの略)の人的ネットワークを作ることになって、私は関西での協議会に所属した。以降、会社は辞めたが未だに会合には出続けているのだ。
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しかし昨年度で地域での起業支援の仕事も途絶えたし、何かと忙しくしていてMLのチェックができていなかったものだから、綾部で作業中に会長から直々の電話を頂いたのだった。それでいつもは金曜まで綾部に滞在するのだが、一日早く引き上げて26日の総会に出席した。
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総会の会場は昨年と同じATCのITM館6階のIMEDIO会議室を借りて行われた。今年はベンチャーキャピタルの(株)TNP オンザロードの山下勝博さまを招いて「研究開発型ベンチャー企業の成長と成功」と題して貴重なお話を聴けた。
TNPの旧名は「TUNAMI」でもうすっかり忘れてしまったが、現役の頃にはメルマガなど送っていただいていたと思う。また研究開発型というのはかなり特殊領域で、そう意味からも私には聞きごたえのある内容であった。ただ最近はIoTなど新しい技術開発型ベンチャー勃興の兆しがあり、これから期待される部分ではあると思う。
小森会長によれば11年目を迎えるというが、近経局の肝いりで発足した当時のメンバーも減って、新しいメンバーが多くなってきた。起業(企業)支援はある程度の経験が必要と思うし、個人では限界もあるので、カバーするためにも人的ネットワークは不可欠であると言える。
地方のとりまとめをどうしているのか私自身は見失っているが、もう一つIMの全国組織としてJBIA(日本ビジネスインキュベーション協会 星野会長)があり、そちらも創設以来参加している。
総会の後は慎ましい懇親会。役員は皆手弁当、懇親会で集めたお金の余りで協議会の経費を賄っているのが実態だ。

by susumuja | 2015-06-26 22:11 | 四方山