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宮古島へ行ってきました

沖縄にちょこちょこ行くようになったけれど、いわゆる離島まで足を伸ばすことはなかった。ところが、5月末にひょんなことで、宮古島に移住された方と縁があって、ちょうど1ヵ月後の6/27に足を踏み入れることになった。
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初めての場所に行く時は、よほど念入りに調べて出かけるのが常だが、知り合いがいるというだけで、ほとんど何も調べずに出かけた。
もともと那覇に用事があってのことだから、その先ははっきりとは決めていなかったが、飛行機便と宿だけは予め手配して行った。 (写真は2日目に立ち寄ったブックカフェにて)



ソーシャルビジネスの関係で知り合ったM野さんは、沖縄文化なども以前から研究されており、聴く話はどれも興味深いものだが、ここにはダイビングの好きなご主人と移住されたという。
何かの機会に伺いたいという話はしていたが、こう早く来ることになるとは考えもしなかった。
確かに飛行機に乗れば1時間弱ではあるが、やはり物理的な距離は否めない。たかだか300Kmといえども、前日那覇に着いた時に比べても、蒸し暑い。
最初は日帰りでどうかなと考えていた。宿も前日までならキャンセル料は僅かだ。しかし那覇での用事が早々に片付いたし、狭い島とはいえ駆け足ではなく多少はゆっくり歩きたいという気持ちがあった。結果的にM野さんに負担をかけてしまった。
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宮古市は6つの島からなっており、その中の一番大きな宮古島であるが、今回は空港周辺から北側の中心部、それと池間島のほんの手前までの間をM野さんの車で案内してもらった。
空港から、島内に二つある新聞社の前を通り、市役所を過ぎてから坂をくだり、少し右に入ると立派な御嶽(ウタキ)があったが、ここだけは誰でも出入りができるし、島に入りますよと神様にご挨拶をするのが慣わしだという。WEBで調べたらそう書いてあった。はっきりとそう仰らないが、何かと不可思議な出来事があるということもまた事実のようである。
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飛行機からも見えていたが、この島は起伏はあっても山はない。 広さは違うが英国がそんな感じだ。
たまたま伸びたサトウキビが目隠ししているだけで、それもなくなればかなり広々と視界が広がるだろうと思う。
サトウキビに加えて、宮崎でも力を入れていると思うが、ここでもマンゴーが栽培されて空港などで売られているし、宅配もしてもらえる。
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宮古13時着の便だったので、昼食はまだだった。さっそく島の先端に近い、たこ料理のお店「すむばり」で昼食。この辺りまで来ると半島の幅は1kmを切っている。
「すむばり」は地名から来ているとHPにあった。島ダコを使った料理がお勧めで、HPにはないが、タコ入りゴーヤチャンプル定食を頼んだ。店内はゆったりいているが、次から次へと客足は切れない。
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このお店からさらに北へ少し行けば、橋を渡って池間島に至るし、その辺りからは東側に大神島が見える。
本島の久高島、宮古の大神島、またゆっくりお話を聴きたいものだ。一通り案内してもらって、宿に入った。
宮古島には立派なリゾートホテルもあるし、ペンションなどもあるのだが、民宿とかコンドミアムがマイブームなのだ。広さがあって、放って置いてくれるのが一番だ。予約しておいた「民宿すかい」で前払いして部屋に入った。
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写真正面の二階建ての二階右側で窓を少し開けるとすごい風が吹き込んだ。やはり遮るものがないからか、台風の時はかなりシビアかもしれないなどと思いながらエアコンをつけると直ぐに涼しくなった。湿度が高いだけで、気温は30度前後なのだろう。
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一旦クーラーの効いた部屋で涼んでしまうと、外に出るのが億劫になる。それでも飲み物の確保は外せないので、歩いて3分ほどのサンエー宮古島店に出かけた。
サンエーの創業者は宮古島出身だというのは後で聞いた。
夕食は7時を回ってから出かけたが、こちらではまだまだ明るい。民謡ライブ居酒屋の「あかが~ら」に行った。M野さんお気に入りの「ななちゃん」はある時、宮古島のを歌いたいと一念発起してコンテストで優勝し、ここでプロとして活躍しているという。お爺ちゃんがここの人で、しかし本人は高槻出身だという。
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居酒屋に行くことはあってもこういうライブのあるお店は初めてだったが、途中で「宮古まもる君」の飛び入りがあったりで楽しかった。
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翌朝7時半に待ち合わせて案内してもらったのが、「石嶺とうふ店」で、まだ搾っていないゆし豆腐と、完成品の島豆腐をご馳走になった。ゆし豆腐はニガリではなく、海水を使っていてなんとも言えずうまかった。
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しかしまあこれだけ周りがサトウキビ畑に囲まれては、ナビがあったとしても場所が分かりにくいだろうなと思う。
最近は旅先でもiPadを持ち歩くようになったので、リアルタイムで居場所を知らせるものだから、宮古島にいるなら、ここが良いよとお勧めのメッセージなども入ってくる。 そのなかでも、福知山で農業をしているT町さんの知り合いが、ブックカフェをやっていることが分かったので、行くことにした。
しかし調べてみたら11時開店で、まだ早すぎる。いちど市役所の辺りまで戻ってもらって、M野さんとはお別れした。朝っぱらからコーヒーが飲めそうなところは、街であればマクドを探すのだが、思いついたのがホテルのカフェだ。
マクドナルドもあるのだが、直線で1.5Km、第一ホテルなら直線で100m以内だ。
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宮古市役所は特徴のある形をしている。
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ちょうどその前で、何だか知らないが発掘作業をしていた。次に行った時には何か出ているのだろうか。
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市役所を中心に半径二キロほどに色んなものがあり、歩いてでも回れるのだが、さすがにこの炎天下では厳しい。ブックカフェまでタクシーで基本料金だった。
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おお、T町さんの作品も置いてあるではないか。京都から来たことを告げ、アヤさんと色々話しているとM野さんとも知り合いだそうだ。小さな島のこと、直ぐに知り合いになるようだ。
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店内はけっこう広くて、タクシーの運転手さんによるとライブなどもあるらしい。テーブルなんかは手作り風で参考になる。トイレも工夫がしてあった。
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食事は準備が遅れていて12時を回ってからのようすだったので、改めてタクシーで空港に向かった。
帰りのSKY便、来るときは7割方の乗客だと思ったが、帰りは3割を切っていたのじゃないかなあ。一日三便で、真ん中の便だから余計のこと空いていたと思うがSKYMARKさん頑張ってもらわないとねえ。

番外って事でないが、M野さんから頂いたお土産品を披露しておきますね。
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島にあるもの、ややもすると見落とされるものを上手に使ってお土産品に仕立てておられます。どこで作ったかわからないお土産品も多い中、こういう手作り感のあるものは良い記念、思い出になると思います。

那覇でさらに一泊してから大阪に帰って、まだ余韻が覚めやらないのですが旅の記録として書き記しました。

宮古まもる君について、空港から始まって島内に10数体のマモル君=交通警官人形が名物になっている、Wiki参照。
by susumuja | 2013-06-30 15:54 | 旅行・小旅行