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野草観察

いきなりなんで野草観察なのか、話せば長いので端折るが、不耕起で畑をやるという場合でも、それなりに理屈があるものだ。収穫したい野菜なども含めて、野草だって健康に育つ土をどうキープするか。
植物の根が土を柔らかくするので、土をかき回さなくても大丈夫。田圃の畦などは、反対にせっせと草刈をしないといけない理由は、土が軟らかくなると水がはれなくなるからだ。私はてっきりカメムシの繁殖を嫌ってと勘違いしていた。
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観察に出かけた先は、日吉町。写真は日吉神社。ここも立派な杉が植わっていた。普段は国道27号線をひたすら綾部方面に走るので、JRから見るだけで初めての道を走った。
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これが教えてもらった自然栽培の畑。ユッタリと良い感じだ。両サイドに作物の立ち枯れが残されている。
よくあるのは収穫が終わるとさっさと引っこ抜いて、次の作物の準備をしたりするものだが、あえて倒さなくても良い。まあ支柱はいずれ外すにしても、自然に倒れ、土の表面で分解されて養分になる。
残念ながら主の居ない農地に入るのもどうかと、とにかく全体の様子や望遠を聞かして草の様子を撮影してきた。
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こちらは私の畑に見られる野草を写真に納めたら、ざっと20数種類あった。これはそのうちの一つで、図鑑など調べて「ホトケノザ」かなあと思うのだけれども、この時期は花が付いてないので確信が得にくい。赤い実はイヌタデ、しかし昨年にタデアイの種をばら撒いたので、それが残っているのかもしれない。
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これは「ツワブキ」の一種だろうか、あるいは「ゲンノショウコ」なのか分からないままだ。それに良く見ると合間から、ヒメヨツバムグラと思しきものも見える。
何のためにこんなことしてるかというと、植物は土の酸性度を選ぶものがあるので、そこの草を調べると土の酸性度合いがわかるということなんです。
まあいずれ雪に閉ざされるのだが、こうして写真に撮っておけば後で詳しく調べられるってものだ。
そろそろ雪の予報が聞かれるので、準備をしなくちゃ・・。
by susumuja | 2011-12-14 19:26 | 自然