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木枯らし1号

温泉が月曜日定休なので、どうしても火曜から行くことが多い。今回もお天気が今ひとつだったけれど火曜日から二泊の予定で出かけた。少し寒くなると言う予報も聞いてはいたが、いざ大町の交差点に差し掛かると10℃の表示で、思わず目を疑った。
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▲写真は今のテーブルに置いた温湿度計、居間は12度だが、トイレの中は15度で急激に冷え込んだものと思う。27日朝の室温は9度だった。
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秋口は普通の石油ストーブで充分だが、こういうときはこちら(▲)の出番だ。忘れもしない、昨年の11月20日に初めて知人が泊まるというのでコメリで買ったのだ。難点は停電すると使えないこと。石油を燃やすのだが強力なファンで対流させるタイプだから一気に温まるが停電したらお手上げ。もちろん石油が枯渇したらどうしようもない。
勢い薪ストーブが欲しいところだが、ストーブは買えても薪の確保は難しい。
暖を取るといえば、風呂の設置も急がれる。
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永らく倉庫に入れていたユニットバスを運び込んだ。これが完成すれば温泉の定休日に左右されることはなくなる。熱源は随分悩んだが、結局深夜電力による温水器を選んだ。あわよくばインターネット経由で湯沸しのON/OFFができないかと考えたりするのだが、古い家だから200Vが使えない。単相三線式(いわゆる単三)で電柱から引きなおしてもらわねばならない。
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▲コメリの「ポケットレーザー墨出し器 A-9003」でタブの水平を見ているところ。
ガスは器具が廉価で魅力的だが、田舎ではプロパンになる。都市ガスは公共料金としてシビアなコスト計算に基づくが、プロパンはどうしても高くつく。従量制かと思っていたが、使わない月でも基本料金が必要と聞いて諦めた。
石油バーナーで、薪も使える風呂釜があって興味シンシンだったが毎回風呂焚きを楽しむという事は稀で、段々苦痛になると思ってこれも排除した。
一番手間のかからない電気を使って、停電(大雪の際には可能性は高い)の時には、風呂は諦めて暖を取るだけなら石油ストーブ、さらに灯油を切らせたら最後は非常用の薪を燃やすための安物のめがねストーブでも準備しようか、それともせめて中国製でも鋳物の薪ストーブにしようか、こんな事を考えている間が一番楽しいのですが、何はさておき木枯らし1号のおかげです。
あの暑い夏の日には到底考えられませんからね。
by susumuja | 2010-10-28 21:40 | 田舎家