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ダースベーダ風 真空管

久しぶりに立ち寄った、JA3EX・亀田さん(徳島在住)から珍しい真空管をもらいました。
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いまでも真空管を使ったオーディオ・アンプはマニアの間で人気があるようですが、基本的には半導体素子にとって代わられたといえます。真空管はガラス管の中に電極を封入して内部を真空に保つことで、熱電子の放出量を電界で制御して、その増幅作用を電子回路に応用するものです。
大きさもナス管→ST管→GT管→MT管→サブミニチュア管と小型化したのですが、写真のものはGT管ですが、ガラス管の破損を防ぐために鉄の外套を着せたものでメタル管と呼ばれるもの。軍用などに多用されたものと思います。
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サブミニチュア管を使ったポータブルラジオが実用化された直後に、トランジスターを使ったラジオが世に出てきたように思います。ちなみにSONYはトランジスターラジオを製品化して急成長した企業です。

別れ際に、やおらポケットから2本のタマ(球・真空管のことをこう呼びます)を出すので、オオッと目が点に。結果、お土産にもらってきました。いまさらこれを使うこともないと思いつつ、つい手が出てしまうのも困ったものです(笑)。
思えば40年以上前に、中二でアマチュア無線を開局する以前からのお付き合いになります。
by susumuja | 2005-05-05 11:09 | 無線・工作