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HFアンテナバターナット

ずっと以前に狭い敷地に設置できるアンテナとして使っていたバターナット。バターナットの定番ともいえるHF-7Vの性能を発揮するには良好なアースが必要だ。
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地面に突き刺したようなアンテナの根本は一応アース(接地)状態なのだが、十分に役立っているかというと、そう簡単にはいかないのだ。土の種類や水分量、深さや導体の太さなど関係する。たとえば1m角の銅板を地下に埋めてやるとかなり効果があるように思うが、材料費も馬鹿にならない。幸か不幸か、この畑の部分は常に湿気ているから、ちょっとした銅のアース棒を何本か埋設すれば良いのではないかと、とりあえず手元にあった50cmのアース棒を打ち込んで測定してみた。
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この接地抵抗計は屋内配線をした時に中古品をオークションで落としたもの。少し整備したら動いて重宝した。しかし滅多と出番がない、笑。
左のメーターがセンターになるように右のツマミを調整した時の目盛値を読むと、105オームであった。
理論的には、50/(50+105)×100=32%で、3分の2は電波として空中に飛んでいくのではなく、熱として消費される状態だ。せめて50オーム程度にはしたいところだが、
そのためには新しくアース棒を確保しなければならない。
この状態で昨夜は、T88FC(パラオ島)と交信できた。

by susumuja | 2014-12-12 20:23 | 無線・工作