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by susumuja

昨日は植物生理学のお勉強

昨日は舞鶴市岡田中にある公民館で植物生理学の勉強会があった。冬季は雪に閉ざされて近づきがたいと思い込んでいたが、幹線道路や縦貫道は滅多と通行止めになることはないし、雪が降っても除雪されている。困るのは駐車場に入る際のちょっとした段差が乗り越えられないことだ。
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さて植物生理学などと難しそうだが、「農業者目線で学ぶ」と注釈がついているのが味噌だ。
第一回は昨年12月の西村和雄先生で有機農法について全般的な話を聞いた。
今回は「土壌分析・施肥設計」がテーマ。講師の村山邦彦先生は京大大学院で燃料電池の研究をされて、現在120aの有機栽培をされている方。
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今回も会場の西方寺ふれあい会館は大盛況。まえも同じだが、若い人、女性が多い。あとで聞いた話だが、西村先生は若い人が熱心に集まってくれて喜んでおられたそうだ。道理でさかんにエールを送るようなお話があったのだ。
 私自身も耕さず、肥料もやらず、もちろん薬も使わずに野菜などを作りたいし、実際に手間をかけられないので、西村流グータラ農法は大歓迎だ。講座の後、日吉にある先生の畑も見に行った。雑(野)草の様子を見ておきたかったのだ。
先生の話で一つだけ違和感を感じたのは、「ぼかし肥料」の作り方だった。要するに、不耕起でも問題はないが、肥料分の補給は必要だということ。
考えれば化成肥料などはもちろん使わないが、緑肥といって草を刈っては畑に播いておくので、これは堆肥などと同じで自然の肥料分だし、完全に自然状態ならまだしも、栽培するためには補充も必要だろう。で、どの程度の補充が必要かという点で、今回の話は非常に役立つだろうと想像して参加したのだ。
 さて、施肥について3年ほど前に同志社大学で開かれた農業講座に京都大学の偉い先生が出てきて、肥料なしで作物が出来るわけがない、化学肥料も何も植物が吸収する段になれば無機化されて同じだとおっしゃって、理由は分からないまま私自身は何故か反発を覚えていたから、今回の西村先生が元京大農学部というので随分と個人的には怪しい先生ではないかと警戒していたのだったが、実際は真逆であった。
さらにまた、先の同志社での講演で長沢農場では加茂茄子にニシン(魚)をやっているという。味が美味しくなるというのだが、私としては根はアミノ酸を吸収できないと思い込んでいたから訝っていた。
しかし、今回の村山さんの「数年前から、植物は根からアミノ酸程度の有機物は吸収するとされている」と聞いて、目から鱗であった。
医学もそうだが、定説とされてきたことが覆されるということは良くあることだ。
脳細胞は増殖しないとかも、そうではないと言われている。
まして農業分野というのは、分かっているようで分っていないことがまだまだあるのだと思う。
私の不勉強ということもあるが、そもそも「土」がどうして出来てきたかなんて本で読むまで知らなかったし、多くの人が、地球には昔から土があったと思っていることだろう。それこそ農家の人だって、そんなこと知らないし、知ってどうす!ると言われるかもしれない・・・。

朝から降っていた雪は9時過ぎには少し強くなって、出かけられるか心配していたが、この記事を書いている間に止んで空が明るくなってきた。
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by susumuja | 2012-01-14 10:17 | 四方山