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by susumuja

ロシア製線量計

気がついたらガイガーカウンターなど、どこも在庫切れでした。仕方なくGM管と高圧電源基板を買って来て自作したのですが、手に入ったのは極めて感度の低いもので、最低でも10分程度測定しないと、自然レベルの放射線量が計れません。
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それとは別に、ネット上で見つけてもう二週間以上前に発注を掛けていたものがこれですが、ようやく届きました。
20年前の製品で長期在庫品だそうです。技術的には計数回路や演算回路がいまからすると、旧式ですが動作はしますし、原理的にそれほど狂っているとは思えません。
手製のものと同レベルの値を表示してますから、こんなものだろうと言うところです。
幸いなことに30秒間パルスを数えて線量を表示しますから、調べたいものを近くに持っていくと、放射線を感知できます。
普段、室内でもそこそこガンマ線が飛び交っています。多くはラドンガスだそうですが、それだけで毎時間50ナノシーベルト位はあるそうですが、100とか200ナノシーベルトといった値を示すと、それはやはり高いと言わざるをえません。しかし、刻々変化するし、変化するのはネット上で公開されているモニターと同じですね。
3月11日以前に私は計ったことがありませんから、いまの表示が狂っているのか、あるいはすでに放射性物質が飛来しているのか判りません。
これからは食材についてチェックできればと思います。余程大きな値が出た場合は食べないだけです。
正確でリーズナブルな測定器を早いところ配って欲しいですね。
手製の測定器のGM管周りです。
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あとマイクロコンピュータで測定値を計算表示させています。
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表示の説明:①「0.190Av」:全測定時間の平均値(単位はマイクロシーベルト毎時)
②「0.27」:直前の10分間の測定値(単位は平均と同じ)
③「265」:600からカウントダウンして、0になったときにその期間の測定値と累計での平均値を計算します。現在、残り時間265秒を示してます。
④「0188T」:全測定期間にカウントしたパルスの数が188回であることを示してます。
⑤「002P」:この10分間で残り265秒までに観測したパルス数が2個であることを示します。
⑥「11:25」:測定開始からの経過時間が11時間25分だということです。
この写真は朝の6:35に撮影していますが、昨日の18:10から測定して、11時間25分経過した現在、188個のパルスが観測できて、平均値としては0.190マイクロシーベルト毎時であるということです。
ガイガーミューラー(GM)管の電極間には高電圧が加えられてますが、放射線が来なければ何も起こりません。放射線(ガンマー線やX線)がGM管内の電極で取り囲まれている空間に飛び込んでくると、短時間だけ電流が流れてパルスとして観測できます。
このCI-3BGというGM管は観測空間が極めて小さいので、放射線が近くを飛び交っていたとしても、なかなか観測できないので感度が低いのです。水槽に数匹の小魚がいて、それを小さい網ですくっている感じです。
もっと大型のGM管の場合は、大きな網ですから放射線を捉える確率も大きいので、同じ場所であっても、音でいうと「パリパリとかザー」という頻繁にパルスが観測できます。しかし強い放射線源のそばではパルスを分離できないので、測定不能になってしまいます。一長一短ですね。
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by susumuja | 2011-05-26 17:46 | ひとり言