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by susumuja

ベンチャー学会

3月6日に開かれた関西ベンチャー学会の総会、今回は近畿大学で開かれるというので、初めて近大訪問。
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雨のなか知らないところに出かけるのは少し億劫な気持ちになるが、反対に知らないところに対する好奇心というのもある。雨と言っても大した雨ではないと気を取り直して出かけた。JR島本駅のおかげで一旦大阪駅に出なければならないが、環状線で鶴橋まで行って、近鉄長瀬下車、徒歩10分と便利になっている。
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総会や会員発表のあと行われたのが写真のような学生ベンチャーの発表会で、のちほどの懇親会で講評もあるが、私は理由があって懇親会はパス。
本日のメインは、日本ベンチャー学会の元会長である法政大学の清成先生による講演である。
演題は「産業構造転換期におけるベンチャー企業の役割」としていたが、実のところこれだけ景気が低迷して期待が高まる一方で、起業者が少ない、起業してもIPO(株式公開)できない、IPOしたからと言ってメリットが見えない、結果的にベンチャーキャピタルなども手が出せない状況にある。数年前からいうと様変わりである。
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講演のあと関西ベンチャー学会長の吉田先生(京大大学院)の司会で清成先生、エフアンドエム森中社長、ベンチャー支援を続ける大野長八さん、近畿経済産業局でベンチャー支援など担当される福崎課長でパネルディスカッション。清成先生を除いて個人的にしっていたり馴染みのある方々である。基調講演を受けて、それぞれの立場から現状報告と率直な意見が出された。印象としてはまだ従来の延長で産業政策が進んでいるのは致し方ない面もあるが、起業者をどのようにして増やすか、せっかく起業した人のなかで大きく成長しそうな事業について短期間で成長する事を手助けする支援者や仕組みをどうするかを今こそ一丸になって知恵をださないといけないなあと思った。それぞれの視界から見える実像がまだ一つの実体に結びつかない状況、部分は見えるが全体をつかむ者の不在という感じである。
半年振りに世間を見回してみて、余り進展はないもののよい方向に向いてはいるのだろうと思う。
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by susumuja | 2010-03-07 10:08 | 四方山